アルファベット電話番号のなぞが解けた
オーストラリアに来て、2年と3ヶ月。
時々気になっていたことがあった。
それは、広告などで見かけたり、ラジオで聞いたりする電話番号。
たとえば、あるごみ収集の会社。ウェブサイトにこうある。
Click HERE to Call: 1300 Rubbish
もう一例。ある花屋さん。
1300 FLOWERS
1300 はよいとして、Rubbish とかFLOWERS
って番号はなにさ?
こういうのをそこかしこで見かけるので気にはなっていた。
見かけるだけでなく、ラジオでもよく使われてる。
「One Three Thousand PASCO!」というのは
スーパーマンが目印のPASCOESという電気・水道修理屋。
「オーストラリア人にのみ分かる変換式があるんだろうか?」
このアルファベット電話番号を見るたびに考えていたのだけど、
あまり必要に迫られなかったこともあり、2年以上も放置していた。
今日たまたまiPhoneから電話をかけようとして、
キーを見た時にふと気がついた。
「これだ」
数字キーにローマ字が書いてある。
でかすぎ・・。
つまり、電話番号に書いてあるローマ字はそれぞれの
数字キーに対応しているので、ひとつひとつ数字に変換して
つなぎ合わせれば、電話番号が作れる!ということだと。
ABCが書いてあったら、それは2
DEFがかいてあったら、それは3
・・なんて単純。
そうすると、先ほどの例は、
rubbish → 7822474
FLOWERS → 3569377
という感じになる。
実際は電話番号として有効なのは6桁だけで、
最後の一桁は余計なんだけど、細かいことは気にしない。
対応表はこんな感じ。アルファベットを一つ一つ左の数字に
置き換えて読めば解決。
「One Three Thousand PASCO!」
は置き換えると、13000 PASCO → 1300 072726
1:
2:ABC
3:DEF
4:GHI
5:JKL
6:MNO
7:PQRS
8:TUV
9:WXYZ
0:+
たったこれだけのことなんだけど、分かるとうれしい。
1300 で始まる電話番号について
1300というのは特殊な番号で1300から始まる10桁の番号へは、
どこからかけても市内通話扱いになる
ちなみにフリーダイアルは1800で始まる。
(携帯からは有料)