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パースに来て、Webの仕事をするようになったのが2013年。最初の頃にオーストラリアのドメインについてちょっと違和感があった。日本でドメインというと、会社なら.co.jp 。 個人で取るなら .com とか .net という感じ。.jp もその頃には既にあったようだ。当時オーストラリアのドメインといえば、.com.au あるいは .net.au。 個人的には、.com の後に.au がつくという構造に魚に足がついているみたいな、気持ち悪い感じがした。ただ、このドメインはオーストラリア特有のものなのかと調べてみると、結構世界ではごく普通のドメイン名の様子。

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ちなみに、オーストラリアのドメインですが、.com.au が .co.jp と同じような役割を持っています。.com.au は、ABN (Australian Business Number) という会社登録をすると得ることができる番号をとともに申請する必要があり、ビジネスとして登録されていない場合には取得することはできません。日本の .co.jp も株式会社、有限会社のように、会社として日本に登記のあるものしか登録できないようになっているので、同じような感じですね。Webを作っていた時には、.com がいいと主張されるお客様以外には、基本的に .com.au を勧めていました。オーストラリアに会社として登録してある=信頼性がある と思っていたのですが、実際は結構会社登録って簡単に出来てしまうものなので、何年も住んでいると、 ABN があるくらいではあまり信頼にはならないな、と思ったりもします。

.au ドメインが登場

そんな中、今年の3月から .au ドメインが登場しました。.com.au とは違い、ABN の登録などは必要なさそうです。そして登場から6か月の限定で、現在何らかの .com.au .net.au ドメインを所有している場合はその名前の .au を優先的に取得することができるようになっているみたいです。 たとえば、example.com.au を持っている会社は example.au を優先的に取得することができる。ということみたいです。画像は私もいくつかドメインを持っているホスティング会社、Ventra IPさんのものです。大々的にアピールしていますが、どのくらいの数が買われているんですかね?

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