RedKnotワインから人生を考える?
パースに来てから、ワインをよく飲みます。
おいしいワインが安くて、手軽に手に入るからで、つまみにチーズとか、アンティパスト(オリーブ、ドライトマトなどをオリーブオイル漬けにしたもの)なんかがあると大変幸せです。
先日飲んだのはRedKnotというワイン。ブドウの品種はSHIRAZです。
賞を取っているので、金のシールが貼ってありますが、正直たいへんおいしく頂きました。(一緒に食べたチーズもおいしかった)
knot というのは結び目という意味と、速さをあらわす単位としての意味があります。結び目の方のノットは、釣り糸を結ぶときやキャンプなどでよく使います。インターネットなどでロープワークについて調べていると色々なノット(ロープの結び方に名前が付いている)がでてきて面白いです。ボーライン・ノット(もやい結び)なんて有名ですよね。
一般の人は、男結びとか、リボン結びくらいしか遣うこと無いと思いますけど。
昔は船の速さを測るときにロープを使いました。一定間隔に結び目をつけたロープを用意し、先に木の板を取り付けます。それを船の後ろから流し、自然にロープを繰り出します。そして一定時間にどのくらいの長さのロープが繰り出されたか、結び目の数で判断しました。ちなみに1ノットは1,852mだそうです。
私自身、オーストラリアに来てからキャンプなどをするようになり「ロープを結ぶ技術」ってとてもシンプルなのに面白いな、と感じてました。ロープ同士を結びつける、ロープを木にくくりつける、用途に応じて結び方を使い分けることで、テントを安定して立てることできたり、ロープで体重を支えることが出来たりするわけです、
そういえば、自分は昔から絡まった糸などをほぐすのが得意だったんです。
とても根気が要る作業ですが、ほぐれることがうれしいんです。
マッサージをするのも得意です。これもほぐれるのがうれしいんです。
プログラムのバグ解決も得意です。結び目のように強張った状況が改善するのがうれしいです。
こんなことを考えていたら、unknot(解きほぐす)って、自分の「特技」なんではないかと、最近気がついたんですよね。
残りの人生も根気よく、こつこつとやっていこうと思ってます。