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今日は身近なノイズについての話です。

ノイズというとどんなノイズをイメージするかは人それぞれだと思います。車の音、隣の家から聞こえる音楽、飛行機の離発着、パソコンのファンノイズ、冷蔵庫やエアコンのような家電からのノイズ、いろいろありますね。

そして、ロックコンサートなどでも大きな音で、翌日耳が聞こえにくくなってりすることもあります。大きすぎる音はもちろん健康に良くないのですが、それほど大きな音ではなくても健康に悪影響があることがわかっています。

現在は至るところで音を出すものがあり、静かな場所を探すのはだんだん難しくなっています。(オーストラリアはまだいくらでもありますが・・)実際にどれだけノイズにさらされているか、ということが、心疾患のと関連性があるというのです。ほかにも、がんや、糖尿病なども同じようにノイズにさらされていることに関連性があるようです。

たとえば、生活騒音を5デシベル下げることができると、3.9億ドルが節約できるという試算もあるそうです。

自分を騒音にさらさない方法は身近なことからでも始めることができます。たとえばベッドルームがうるさかったら、静かな部屋に移動してみる、家を買うときにはいろいろな時間に来てみて、ノイズがないか確認する、近所の人に聞いてみる、家電や車を買うときには、静音設計のものを選ぶ、などです。

感想:
ノイズが体に良くないというのは理解できます。例えば幹線道路沿いの住宅とか、線路のすぐ脇の住宅とかでは騒音がストレスになり体調を崩す、ということは十分あり得ると思います。また、ベッドルームの静音性についても重要なのはよくわかります。

まぁそれでも、何でもかんでもノイズがなくなればOKという話ではないのではないか、というのが率直な感想でした。確かにノイズが原因で病気になっているケースもあるかとは思いますが、ストレスというのはそもそも複合的な要因で起きる場合の方が多いのではないかと思います。

もちろんこのスピーチは、TEDで採用されて公開されている訳ですから、データとして公開されている内容のバックグラウンドにはキチンとしたデータの統制がかかっているのだと思います。例えば病気になる人がノイズ環境と非ノイズ環境でどのくらい差があるかといった話がありましたが、その環境の差というのが単純に「ノイズだけが違う」という状況を作成するのって私にとってはものすごく難しいと思うのですよね。なので話を聞きながら「Really?」と思ってしまいました。

また、ベッドルームは静かな環境にするべき、といった話もありましたが、私が一時不眠に悩んでいた時に、ヘッドホンで音楽を聴きながら寝てました。それもずっと朝まで音楽をかけっぱなしで、つまり耳からは音楽が聴こえたままの状態で寝てたんです。いくら眠ろうとしても、静かだといろいろと考えてしまって眠れなくて、音楽(それもロックとか)をかけてました。それでも「ぐっすり」とは言えなくてもある程度眠れてはいたので、これもどうなんでしょうね、と思っていました。

遠い昔に渋谷のクラブクアトロというライブハウスにあるミュージシャンの演奏を聴きに行ったことを思い出しました。ステージの下手の席に座って聞いていたので、左耳がずっと大きな音を受け続けてそれから2,3日左耳が聞こえなくて困ったんです。コンサートなんてしばらく行ってないですね。

Relentlessly 容赦なく
Cadiovascular disease 心疾患
Prolonged 長引く

そういえば、TEDの話者って、時々Jokeを言って笑いを誘うんですよね。でもこの方のスピーチでは何回か笑いを誘うような話を出しても、ほとんど反応がなくてちょっと不思議でした。最後だけちょっとGiggleが起きてましたけど。

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