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概要

今日はTED-Ed からの動画紹介です。アニメーション仕立てで地震の予知について紹介しています。地震予知への挑戦は古代中国から行われていましたが、いまだに確実な方法は発見されていません。

まずは地震の起きる仕組みについておさらいしてみます。地球の表面はテクトニックプレートといういくつかのプレートが組み合わさっているもので、それぞれのプレートは年間1センチから20センチほど移動しています。移動量はとても小さいですが、プレートの境界に歪を与え、地震の原因となります。

過去にいつ、どこで地震が起きたという情報から次の地震を占う方法もありますが、とても広い時間でしか予知できません。最近地震が起きるわずかに前の時間にPrimary Seismie wave という地球の揺れを世界中のスマートフォンで観測するという方法も考えられていたり、NASAにも QUAKESIM というソフトがあるそうです。

2011年、日本で大きな地震が起きた少し前、研究者が非常に高いレベルのラドンとトロンを観測しました。これは地震の前兆として地殻が壊れてそこからラドンなどが出てきたのではないかと考えられています。これが実現すると、地震を1週間前などに予知することができるようになるかもしれません。

 

感想

私がツイッターでフォローしている方で地震予知をやっている方がいますが、どのくらい実用的なレベルなのかというとまだハテナマークです。地震とは一般には突然起きるもと感じますが、研究していくとほかにも予知できる要素が見つかるかもしれません。昔から言いますよね、地震の前は井戸の水が干上がったとか、動物が非常に暴れる、とかナマズが暴れるとか。実は自然界には何かしら発せられているシグナルのようなものがあって、それを動物たちは検知して不安定になったりしているのかもしれません。

ちなみにラドンが3.11前に高かったのはこの論文に書かれていました。
キチンと読んだわけではないのですが、2010年はずっと高かったようですね。

単語

skeptical 疑い深い
seemingly 見たところでは
gratitude 感謝
seismic 地震の
anticipate 予想する
juxtapose 並列する
lubricating 油をさす
prone 傾向があって
imminent 今にも起こりそうな
elicits 引き出す
enact 規定する
rigorous 厳しい

本日のオススメ英語動画についてのコンセプト