「コロナ時代の僕ら」
ツイッターでイタリアの小説家の文章を見ました。
【全文公開】「すべてが終わった時、本当に僕たちは以前とまったく同じ世界を再現したいのだろうか」『コロナの時代の僕ら』著者あとがき|Hayakawa Books & Magazines(β)
https://www.hayakawabooks.com/n/nd9d1b7bd09a7
こちらのサイトで著者あとがきが全文公開されています。
公開は24時間限定だそうなので、あとどのくらい見られるかわかりません。
コロナウイルスの「過ぎたあと」、そのうち復興が始まるだろう。
だから僕らは、今からもう、よく考えておくべきだ。いったい何に元どおりになってほしくないのかを。
著者あとがきより
これ、とても重要だと思うんです。
国という仕組みが何のためにあるのか、税金というのは何のために支払わなければいけないのか。
こういう危機的な状況であるからこそ、もう一度考えてみなければいけないのではないかと。
国って、なんのためにあるんですか?
税金というのは国会議員が自由に使い道を決めていい金なのですか?
国がどうして苦しんでいる国民を助けようとしないんですか?
どうして災害が起きるたびにいつもいきあたりばったりの対策しかできないんですか?
原発事故の時にこの国の支配階級は国民を助ける気はない。ということが分かりました。
そして、それはいまでも続いていると感じます。
自分が苦しかった時、国が何をしてくれたか忘れない。
仕事がなくなって途方に暮れていた時、国はマスク2枚を送ってきたこと。
30万の給付と言っておいて、ほとんどの人は受け取ることができなかったこと。
PCR検査は万単位で可能と言っておいて、実際には検査されていないこと。
そして、この先起こるもしれないもっと恐ろしいことを。
決して忘れないように。自戒の念をこめて。