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オーストラリア・パースのゴミ回収ですが、私の住んでいるところはGeneral, Recycle, Greenの3種類のゴミ箱が各家に備え付けてあります。Generalは一般ごみで、毎週回収があり、Recycleと、Greenは隔週で回収がある感じになっています。ゴミの出し方は、家の前の道路わきに指定の方向を向けて並べて出す感じです。日本ではゴミ回収場みたいなところがありますが、こちらでは私の知ってる限りではそういうところはないみたいです。

ゴミは巨大なトラックのような回収車が来て回収していきます。一般にパースではすべての車は右ハンドルですが、ゴミ回収車は左右両方にハンドルがついていて、ゴミ回収中は左ハンドルの方を使っているようです。ゴミ回収車には巨大なアームと、その先にゴミ箱を挟むペンチのような形の部品がついていて、ゴミ箱をつかむとそのまま持ち上げ、回収車の中へゴミを放り込みます。そして、地面に戻して一丁上がり。ごみの回収をする運転手は、車とアームを操作して、車を進めながら次々とゴミ箱を空にしていきます。

そういえば、オーストラリアに来てすぐのころにブログを書いたのを思い出しました。
オーストラリア・パースと日本のゴミ回収事情を比較
この頃は、まだゴミ箱が各家庭に一つしかなく、それに残飯でも瓶でも缶でも捨ててよかったんですよね。実際にゴミ回収車の動画も載せてます。

この昔ブログでも書いてますが、日本ではゴミ回収は3,4人体制で、運転しているひとと、ゴミ回収車の後ろに、ヤッターマンのように取り付いている人(道路交通法上どうなの?)がいて、手作業+チームワークでゴミを車の中に放り込んでいたのをよく覚えています。日本のゴミ回収車は結構小さいですし、人数も必要だし、なんか人海戦術的な感じですよね(塵芥だけに・・)。片やオーストラリアは効率重視。巨大な回収車を一人で運転し、機械的に回収。ゴミを人が持ち上げたりすることもありません。たまーにゴミを散らかしたり、ゴミ箱を壊しても知らんぷりです。(壊れたゴミ箱は市に申告すれば直してもらえたり代わりをもらえたりします)

日本のゴミ回収方法って40年ぐらい前から変わってないような気がします。日本の狭い路地に入り込むにはあのくらいの大きさのゴミ回収車が必要なのもわかりますし、各家で使っているゴミバケツも違うので、手作業が必要なのもわかります。でも、日本は今後もずーっとあのゴミ回収方法を続けていくのかなぁ?と思ってしまいます。

ゴミの回収方法に関しては、ずいぶんオーストラリアの方が効率的にやっていると思うので、新興住宅地とかで試してみたらいいのに、と思うんですけどね。