本日のオススメ英語動画「What I learned from 100 days of rejection」
中国出身のJia JiangさんのTED動画です。タイトルは「What I learned from 100 days of rejection」役としては「100日の拒絶から私が学んだこと」くらいでしょうか。
人から拒絶されることが「好き」とか「得意」という人は多くはいないと思います。Jiaさんの場合は、子どものころ学校で起こったある事件から拒絶されることに対して特別に苦手な感情を持っていたそうです。
一方でビルゲイツにあこがれ、起業家になりたいという夢を持っていたJiaさんは、アメリカにわたり起業家を目指しました。
しかし企業のアイデアが浮かんでも「自分の起業プランを拒絶されること」を大変恐れてしまい、どうしても実践できませんでした。
それでも30歳で会社を立ち上げたのですが、そこで投資を拒絶されるという体験をしました。この拒絶はとてもダメージが大きかったのですが、それでもあこがれのビルゲイツだって、1度の投資の拒絶であきらめたりはしなかったはず、と、
この「拒絶を恐れること」を克服しようと、ネットで「拒絶の克服方法」をネットで検索し、あるサイトに行きつきました。
そのサイトでは、30日間外に出てなにか拒絶されることを実践し、毎日拒絶されることによって、拒絶されることに慣れる、という克服の仕方を提案していて、彼はそのアイデアを気に入り、自ら拒絶されるアイデアを100個考え、ビデオブログにして、実践していきます。
・見知らぬ人から100ドル借りる
・ハンバーガーショップでハンバーガーのリフィルを頼む
・オリンピックのシンボルマークのようなドーナッツを注文する。
などなど。
最初は拒否されるとすぐにその場から逃げてしまっていたのですが、いろいろなことをやっていくうちに、きちんと理由を聞けるようになったり、拒絶されないた、めのアイデアをも得るようになってきます。
印象的だったのは、何か自分が「拒否されても当然なこと」を提案した時に、相手が当然思うような疑問点について先に自分が言うことで、相手と同じ立場に立ち、そうすることで信頼を得ることができる、というものです。
そして、相手が拒絶したときにその理由について聞いてみること。拒絶されたときに、自分の中で「~だから拒絶されたに違いない」と決めつけてしまいがちですが、実際に拒絶された理由というのは聞いてみないとわからないのです。
そして教授に「尋ねること」をきっかけにして、「大学で教えてみたい」という夢までも叶えたのです。
感想:
私も拒否されることに苦手意識が強いかもしれないと、動画を見ていて思いました。今度なにかを拒絶されたときにはJiaさんのように、Why? と尋ねて、拒絶されないためには何が足りないのかを探ってみたいと思います。
正直自分が無理難題を吹っ掛けられて、拒否したらこまごまと理由を聞かれたら面倒だろうなとは思いました。
英語:
いくつか難しい単語も出てきますが、話の根幹の所ではないので、わかりやすいと思います。それでもこうやって話をまとめようとすると理解があやふやな部分があり、結局なんども見直しました。