「好きなこと」と「好き止まり」なことを認識すること。
毎日書こうと思ってはじめたブログだったが、
毎日はとても無理だし、週一でもなかなか書けない。。
しばらく空いてしまったが、気を取り直して、
今日は最近自分の中でテーマになっている、
「自分の好きなこと」って何なのか
について書いてみようと思う。
「自分のことが一番良くわかっている人」というのは、
24時間365日一緒に居る自分のはずなんだけど、
最近思うのが、実は自分のことって意外と分かっていないなあ、
ということ。
人に言われて気づくこと、って結構ある。
たとえば、自分が「これは好きだ!」と思っているものでも
意外と「好き」レベルは高くない、ってこともある気がする。
たとえば、私はギターを弾くのが好き。
特に好きなのがアコースティックギターを弾くこと。
でもギターは音が出てしまうので、深夜には弾けないし、
日中はなかなか忙しくて弾く機会がない。
1日10分でも弾こう、と思うのだけど、なかなか腰が重い。
それはつまり、私にとってギターは「好き止まり」なのでは
ないかと気づいたわけだ。
おそらく、本当にギターを弾くのが好きでそれを仕事にしている
ような人は、暇さえあればギターを触り、音を出し、ギターのことを
考えているんじゃないかと思う。
悲しいかな「好き止まり」な私にはギターをそこまで愛しているとは
言い切れないんだなーと、今は思ったりする。
(いや、ホントに弾いてると楽しいんだけどね。)
では本当に「自分の好きなこと」って何なのか?
それが本当に仕事にできるのなら素晴らしいことのように
思えるんだけど、自分にとってそれは何だろうか、
最近何をしているときにも、それが頭の片隅に引っかかっていた。
先日、再度プログラミングに取り組んでみる
というブログを書いたけど、VC++以外にも今phpというウェブ用の言語で
プログラムを書いている。
私にとってWebのプログラムは90年代にさかのぼる。
Perlで掲示板やチャットを作ったりしていて、最初に社内イントラネットで
情報共有BBSを作ったのもPerlだった。
最近はWordPressのカスタマイズでphpを触っているけど、
それほどガッツリとした開発というのはこれまでしたことがなかった。
3年前に会社を辞めた時、同じグループのメンバーがJavaで
Webの開発していたので、もう少し首を突っ込んで置けばよかったと、
ちょっと後悔している。
それが今、お客さん向けのシステムを開発していて、自分でもびっくりするくらい、
「プログラム開発」ということに自分が熱意を持っているということに改めて気がついた。
確かに、私はこれまで16年も日本の会社でひたすらプログラムを書いてきた。
そして、私にとっては「得意分野が活かせる職場」だった。
(もし「プログラムが苦痛」な人にとっては地獄のような日々だろう)
やっぱり私にとっては「プログラム開発」というのが「好きなこと」で
なおかつ仕事にも結びつきやすい(ほかに出来る人が少ない)ことなんだと、
今更ながら、自分でキチンと認識できたような気がする。
そう、その自分の「好きなこと」は本当に「好きなこと」なのか
「好き止まり」なことではないか、ちょっと第三者的に自分を
見てみるのも、面白いんじゃないかと思う。
妻と2人でやっているアコースティックユニットChiekovskyの作品。
私がギターを弾いて、妻が歌ってる。もう少し子どもが手が離れるようになったら、
また活動したいなぁ。